読書狂いはドラマチック症候群

これもぜんぶ本が好き過ぎたせいだ。「物語の主人公のような“普通の生活”」を求めて生きる、ドラマチックが過ぎるわたしの日常ブログ。ヒロインになるための人生珍道中をお届けします。

おちこんだりもしたけれど、私はげんきです

こんにちは!ノリです!

 

気づけば12月ですね。

なんやかんやと過ごしている間にまた1年が終わろうとしている・・・。

こどものころよくオトナたちが「十数年前の出来事がついこの間のようだ」なんて話をしていたけども、実際じぶんが大人になるとその気持ちがよーくわかる。今年の1月の出来事を1週間前くらいの乗りで話せちゃうもん。(ノリだけに)💣💣💣

・・ちなみにこの「年をとると時間の経過が早くなる理由」生物学者福岡伸一さんの本によると、実際の時間の流れと体内時計の差によるものなんですって。

そもそも体内時計の速さは体内のタンパク質の新陳代謝の速度に由来するらしくって、その速度は年をとるごとにはやくなる。

だからおなじ「1年」を過ごしていても、こどものころは新陳代謝の速度がおそいから「体内時計の1年」が「実際の1年」の速度よりもずっとおそくってあんなに時間がゆっくり流れていたのに、それが大人になると体内時計が実際の時間の流れについていけなくなって、あっという間に1年過ぎてる!っていう感覚になってしまう・・・。困ったもんだ!

(福岡さんの魅力については語りたいことがいっぱいあるので、また改めて書くとしましょう。🚀)

 

今年はいつから実家に帰ろうかなぁ〜。

そろそろ長崎までの飛行機を取らないとと思いつつ、結局いつもぎりぎりになってしまいます。(そしてここ数年は年越しをひとり東京で過ごしている)

 

ここさいきん実家のわんこの体の調子があんまり良くないみたいなので、帰って出来るだけ一緒に過ごしてあげたいなぁって思っているんだけど。(実家にはわんこが2匹、にゃんこが3匹います🐶😺)

わたしが久しぶりに実家に帰ると、普段はわりとクールなわんこがすっごくはしゃいでお出迎えしてくれるから、その反応に毎回嬉しく思う反面、「たまにしか会えなくて本当にごめんね」って申し訳ない気持ちになるのです。

わんこたちはわたしが15さいのときにウチにやってきたので、今はもうりっぱなシニアわんこ。

わたしたち人間とわんこたちは一生のスピードが全然ちがうから、わたしにとっての「会えない数ヶ月」はわんこたちにとってはもしかしたら数年、数十年ぶんに相当しているんじゃないか。そう思うと、胸が痛くなる・・。

 

上京してたまに帰ると、つい気持ちが実家で暮らしていた10代のころに戻ってしまうから、当時となにも変わらないと錯覚してしまうんです。

だけど本当は、わたしも実家にいる家族もわんこにゃんこたちもみんな確実に年をとってるんだよね。

今回のわんこの不調だったり電話で母親がふと話したひとことだったりで、時々どうしようもなくそれを実感します。

わたしはまだ結婚もしていないし子供がいるわけでもない。年を取った以外は10代のころと視点が変わっていないから、当時と今との変化を目の当たりにすると少し戸惑ってしまう。(まるで浦島太郎のよう🐢)

 

わたしは自分の好きなように暮らしているから、それによってなにか悲しい思いをさせているのかもしれないなぁ・・とチャットモンチーラストラブレターのような気分(わたしの知らないところでわたしに傷つけられてはいませんか?って😿)

 

だけど、今のわたしの近くにも本当に大切だと思っている人や時間があるから。

自分のことも大切な人のことも実家の家族のことも、ぜんぶをだいじにして生きていくためにはどうすればいいんでしょうね🐱まずはもっと強くならなきゃだめね

 

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かぞくや大好きなひとのことを考えるとき、わたしは決まって内田百閒の『ノラや』という本のことを思い出します。

とても良い本なので、次回の記事でくわしく語りたいと思います🐱

明日もしごとだから今日はそろそろ寝なくては!


ではまた!