ヘッセ『人生の言葉』で心の日光浴を。
おひさしぶり、ノリです。
前回の記事から1年近くの時が経ってしまった、、💣
始めるときは「どんな内容であれ続けるだけならいけるでしょ!」って思っていたのに、
継続することがこんなにも困難だとは・・・!
正直に言って私のブログには
「ドラマチック症候群=コレ!」っていう明確なコンテンツがあるわけじゃないですし。
「どうせ自分以外に見ている人なんてほとんどいないだろ〜」っていういい加減な気持ちがあるにも関わらず、
いざ書き始めると「この書き方じゃ全然面白くない!!」という要らぬプライドが邪魔をして、投稿しないまま下書きだけが溜まっていくのであります🚀
(「じゃあ投稿している記事が面白いと思ってるのか」って考えた人、ただちに思考をヤメヨ😠)
自然体で、良い部分も悪い部分もすべてをさらけ出せる人に強く魅力を感じるのは、
自分自身がそうでありたいから。
それなのにプライドが邪魔をしてつい弱点を隠してしまったり、他人の目を気にして本音が言えなかったりするせいなのでしょう。
現にわたしは、いまの職場が家から電車で1駅なのをいいことに13時出勤の日もギリギリまで寝てるのですけど、「何時に起きてる?」バナシになったときは11時半には起きてるっていう微妙なウソをついてしまう。
なんとか午前中に滑り込ませたいという・・・意地・・・。
ちなみにホントは12:30近くまで寝ている。(どうでも情報)
※※※
そんなわたしが最近何度も読み返している本。
ヘッセの『人生の言葉』
詩人ヘッセが残した人生にまつわる言葉がつまったこの本は、
帯に『人生の応援歌』と書いているとおり、読むものの心に日を当ててくれます。
百聞は一見に如かず、ヘッセの言葉を一部引用。
いったい、どこを歩いているんだ。そこは他の人の道じゃないか。だから、なんだか歩きにくいだろう。
あなたはあなたの道を歩いていきなさい。そうすれば遠くまで行ける。
『人生の言葉』(エッセンシャル版) “自分自身の道を歩め”より
あなたの最大の敵は誰でしょうか。その敵は、あなたと反対のことをしていますが、その勇敢さ、大胆さ、行ないがまさしくあなたとそっくりです。
そんなあなたの敵を愛しなさい。高く評価しなさい。
『人生の言葉』(エッセンシャル版) “最大の敵を愛せ”より
どんな生き方も許される時代だからこそ生まれる歯がゆさに、
ヘッセの言葉が沁みわたる。
この本に登場する言葉の中で、特別にすきなものがあります。
わがままでいいんだ。
自分の本当に好きなことをしなさい。したいことをしなさい。決して誰にも服従することなく。世間に振り回されることなく。
わがままで行きなさい。それがきみ自身の運命を生きることなのだから。
そして、そういうふうにして生ききってみなさい。
『人生の言葉』(エッセンシャル版) “わがままに生きよ”より
そしてもうひとつ。
あなたが独自の個性を持った人間になること、すなわち、本当の自分自身になりたいのならば、絶対に染まってはならないことが三つあります。
まずは、世間の因習です。これに染まってしまうと、あなたはどこにでもいて死んでいても生きていてもわからないようなただの大衆になってしまいます。
二つ目は、小市民性です。権利と義務をことさら主張したり、法に触れてさえいなければ多くの行動は許されていると考えたり、自分のつごうのいいときだけ公平や平等を訴えて生きるならば、狡猾で抜け目のない人間になってしまうだけです。
そして三つ目はいかなる意味でも怠けることです。
『人生の言葉』(エッセンシャル版) “本当の自分になるために1”より
これら言葉に出会ったとき、そこに人生の全てがつまっている気がしたのでした。
わがままに生きることを怠けない。
すごくかっこいい言葉です。
どうやら絶版になっているようだけど、中古でもぜひ手に取ってほしいです。
ほかの言葉も読んでほしい。
おすすめです🐱
ではまた!